僕が使用している革靴のお手入れ・メンテナンスグッズのレビューをしていきたいと思います。

個人の感想となりますので、このブログの情報によって購読者さまに如何なる不利益が生じましても責任を持てませんので予めご了承ください。

佇まいも美しい!

今回レビューするのは、靴磨き好きであれば誰もが知る「江戸屋ブラシ」です。

 

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購入したのは…

僕が購入したのは「手植え靴ブラシ ホコリ払い用 小判型 花馬毛(写真向かって右)」と「手植え靴ブラシ 磨き用 小判型 白馬毛(写真左)」と「靴クリーム付け 白馬毛(写真中)」です。

全て馬毛で揃えたのは、ALDENのコードバンをお手入れ・メンテナンスを行うためにこのブラシを購入したきっかけだからです。

日本でのALDENの代理店であるラコタハウスではコードバンのブラッシングには豚毛ではなく馬毛を推奨しており、この選択となりました。

使用してみて…

毛質は、前回の記事で書いた「SANOHATAブラシ(紗乃織刷子)」や「HIRANOブラシ(平野ブラシ)」に比べて柔らかく感じます。

ですが、頼りのない柔らかさではなく、コシがありつつも柔らかい感じです。

特に「手植え靴ブラシ ホコリ払い用 小判型 花馬毛」は毛の長さもあり、かなり柔らかく感じます。

オーバーではなく「人間の顔をブラッシングしても痛くないかな?」と思います。(人間の顔をブラッシングするシチュエーションがあるのかと言われればアレですが…笑)

毛が抜け落ちる事も殆どありません。

もちろん、ALDENのコードバンとの相性もバッチリです!

僕はシガーコードバンの靴を2足持っているのですが、このブラシでブラッシングをするとピカピカになりますね。

ただし、唯一不満が残る結果なのは「靴クリーム付け 白馬毛」です。

元々が繊細な柔らかさを持っているが故の事なのですが、靴クリームを付けるブラシ(ペネトレィトブラシ)ってクリームが付着した状態で保管されるため毛先が固くなりやすいじゃないですか。

この「靴クリーム付け 白馬毛」は元々が柔らかい毛質のため2〜3回使用して毛が固くなってしまうと「このブラシじゃなくても良いかな?」と思ってしまうんです…。

元々の毛質がすばらしい故の不満点です…汗

大人気すぎて…

このブラシは職人さんが手作業で作り上げる商品ゆえ、製造量がかなり少量となっています。

特にこの「小判型」シリーズは手に持ったフィット感やコンパクトなサイズがファンから絶大な人気を得ていて、花馬毛・白馬毛・白豚毛・山羊毛のどの商品も常に品切れを起こしている人気ぶりです。

1回の注文で各商品1人2個までしか購入できないよう制限がかかっています。

白豚毛と山羊毛の人気は特にすさまじく、店舗・通販サイト共に「在庫があったら即買え!」状態です。

有名ショップのOEMも!

靴磨き店として革靴好きなら1度は名前を聞いた事があるであろう Brift H(ブリフトアッシュ) やハワイのALDENの聖地 Leather Soul(レザーソウル) のショップオリジナルブラシのOEM製作を請け負っている事でも有名です。

総評

前回の記事で書いた「SANOHATAブラシ」に比べて金額も高く、在庫も流動的で、購入するにも店舗に直接行くか公式の通販サイトのみでしか販売していないので、靴磨きに興味を持ち始めたばかりの人が手に取るのは少々敷居が高いのかと思います。

ただし「最初から超一級品のブラシを使いたい!」ですとか、革靴のお手入れ・メンテを既にやっている方でも「HIRANOやSANOHATAの更に上の品質のブラシを使ってみたい!」や「新しく良い革靴を買ったのでブラシも買い換えたい(買い増したい)!」と言う方には強くオススメしたい一品です!

 

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