以前こちらの記事で書きましたが
アメリカのAlden Shoes of New Yorkから個人輸入でペニーローファーを購入しました。
ところが!噂以上にあまりにも見た目やサイズ感が違ったものでここでリポートしたいと思います。
ALDENの上級者・熟練者には当たり前の事だと思うので(汗)、初心者向けのポストとなりますのでご了承くださいませ。
そもそも論
革靴だけに限りませんが、同じモデルであれば日本のショップで買おうが個人輸入で海外のショップから買おうが同じ物が届きます。
革靴の場合、同じモデルだけではなくて同じラスト(木型)を使ったモデルであれば違うモデルでも概ね足に合う!と言うのがセオリーとなっています。
ALDEN(オールデン)でも概ね同じ事が言えるのですが、VANラストを使用しているペニーローファーはこのセオリーが崩れるのです。
同じVANラストでも日本仕様とアメリカ本国仕様では少し違うのです。
違いは?
ローファーの甲を覆う部分が、日本仕様は甲を覆い被す仕様。
アメリカ仕様は甲の部分が日本仕様よりも短い仕様です。
論より証拠と言う事でこちらの写真をご覧ください。
右足のナチュラル・クロムエクセルが日本仕様。
左足のダークブラウン・クロムエクセルがモデルがアメリカ仕様です。
素足ですと余り分かりませんかね?
では、ショートソックスをあえてグイッと上げてやって靴を履いた状態での比較です。
こう見ると、甲を覆う部分の長さの違いは僅かですが、印象はガラッと変わりますよね。
フィット感
ご存知の方も多いと思いますが、ローファーは紐で締める事ができない分、フィッティングがかなり重要です。
しかも、ALDENのペニーローファーはアメリカ仕様になると甲を覆う部分が日本仕様に比べて短いので、サイズが合っていないととても履けた物ではありません…(汗)
ちなみに僕はラコタハウスでVANラストは10.5Dのフィッティングをしてもらい、実際に日本仕様のVANラストは10.5Dでジャストサイズ、もちろん脱げてしまうような事はありませんが…
ただ、今回はALDEN NYから「Dウィズの在庫がない!」と言う事でウィズを1つ上げたEにして、その分ローファーなのでサイズをハーフサイズ落とした10にしたのですが、履いてビックリ!ガッボガボでした(泣)
もう普通に歩くだけで、何ならゆっくり歩いても脱げるような始末…(泣)
と言う事で、授業料だと思い既に手放しました(((震)))
皆さんも初めてアメリカ本国仕様のVANラストのローファーを買う際には是非ともお気を付けくださいませ!(笑)