水染みがっ!

以前に当ブログ内でも書きましたがALDEN N6206(クロムエクセル・ナチュラル・ローファーモデル)を購入し、こちらも以前書いた通りのメンテを施し、順調に育成させていたやさき雨に降られてしまいました。

防水対策はしていたもののクロムエクセルとの相性がイマイチだったのか雨(水)を弾かずみるみるうちに水染みが!
※ただし、防水対策をしっかりしていたとは言えず、ここでは防水に使用した商品名を挙げる事は致しません

 

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当時の状況

まず当時の状況から説明をしまと、雨はかなり小雨。革靴の事を考えなければ傘をさすかどうかの微妙な雨脚でした。
ソールもウォーターロックとは言えレザーソールなので、なるべく水たまりのない部分を選んで歩きました。
歩いた距離は会社→駐車場が500mちょい、コンビニの駐車場→コンビニまで数mを往復、自宅マンションの駐車場→マンションが10mちょいと言ったところ。

帰宅後、靴についた水滴を拭き取ってしばし乾燥させた状態がこちらの写真です。
※この写真のみこの後の写真と違うカメラで撮影しましたので色味が違います。あくまで水滴の染み具合のみご覧頂ければ幸いです。

クロムエクセルとは言えナチュラルカラーなので結構染みが目立ちます…(泣)

一晩放置し、翌晩に会社から帰宅後お手入れをしました。

以下のメンテ方法、また、このブログで紹介する革靴に関する全てのメンテ方法が正しいかどうかは当方では判断ができません。
当ブログの情報により閲覧者様が如何なる不利益・不都合・トラブルが生じましても一切の責任を負えませんので予めご了承頂ければ幸いです。

ちなみに、メンテ前、一晩放置したのがこちらの写真です。

いざメンテナンス!

まず、エムモゥブレィ(M.MOWBRAY)のステインリムーバーでクリーム等の汚れを落とします。

 

 

通常よりも液量をやや多めにし、通常は1回拭くところ今回は2回(左足→右足→左足→右足)拭き上げました。
革靴に水染みができた際にはサドルソープで革靴を丸ごと洗う方法がありますが、それを真似て革に水分をたっぷり与え染み1つ1つを目立たなくさせるのが目的です。

両足とも2回ずつ拭き上げた後に余分なリムーバーの水分を拭き取って2分程度乾燥させたのがこちらの写真です。

やはり、まだまだ水滴の後が目立ちますね…(汗)

次に、通常のメンテと同様にクリームを塗ります。
通常のメンテではサフィールノワール(Saphir Noir)のクレム1925・ニュートラルを中心にサフィールノワールのレザーバームローションを適宜使用していますが、今回は水分の多いサフィールノワールのクレム1925・ニュートラルを使用しました。
水分が多いクレムを使用したのは上記リムーバーを2回使用したのと同じ理由です。

 

 

また、通常の革靴メンテではクリームを塗ってすぐにブラッシングする派ですが、今回は水分を浸透させたいためクリームを塗ってから5分程度放置しました。
また、クリームの量も通常より多め(倍まではいかないですがそれくらい)に塗りました。
繰り返しになりますが理由は上記の通りです。

クリームを塗って放置した状態がこの写真です。

ブラッシングしていないので何とも言えない状態だと思いますが、見た目としてメンテ前よりは水染みが目立たなくなりました!(喜)

そして、そこからブラッシング&クロス磨きです。
クリームを塗った量が上記の理由からいつもより多めだったのでブラッシングにかける時間もいつもより長時間かけました。

仕上がりました!

写真では分かりにくいかと思いますが、見た目で言えばメンテ前は誰が見ても水染みができているのが一目瞭然の状態でしたが、メンテ後は気にしなければ誰も分からない状態にまで持っていけたかと思います。

メンテの経過を見ていくと、クリームを多めに塗って放置した(クリームの水分を浸透させた)のが効果出たのかと思いました。

これで少し履いて、自分的にまだ水染みが気になるようなら丸っと水洗いをしてしまおうかと思います!
※あと、防水対策もしっかり行いたいと思います…(汗)

 

【2017.09.19 更新】誤字脱字を修正しました

 

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